飲食業

飲食店の正社員を1ヶ月で辞めるリスクはあるけど、恐れず行動した方がいい

この記事では、飲食店に入社して1か月だけど辞めたいと悩んでいる人に向けて、1か月で退職するリスク、転職を成功させるコツについてお伝えします。

結論から言うと、入社して1か月で退職することはできますが、リスクはあります。

1日でもいいので辞めたい理由を整理してからリスクを少なくした上で、行動に移すことを強くおすすめします。

というのも、飲食業界では就職前に聞いていた労働時間や仕事内容と違うというのはよくあること。

この記事を読めば、退職するか判断することができ、転職を決意した場合でもリスクが少なく転職活動ができるようになります。

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正社員で入社した飲食店を1ヶ月で辞めてもいい理由

入社して1か月で辞めるリスクはありますが、1か月で辞めることをあまり心配する必要はありません。

どんな理由であれ辞めたい理由があるのに、我慢して今の会社で働き続けることの方が心配です。

ここでは、1か月で辞めても心配する必要がない理由をお伝えします。

 

理由①:精神的に楽になるから

株式会社ビズヒッツ」が入社後1か月以内に転職した人の9割以上の人が、すぐに転職してよかったと回答しています。

すぐ転職したよかったという人の声からは、強いストレスから解放されて「心身が楽になった」「もっといい職場に出会えた」などの声がありました

というのも、入社してすぐに「辞めよう」と決意するということは、職場や仕事でかなり強いストレスを感じている証拠です。

強いストレスの職場の中で長期間我慢して働き続けると、早かれ遅かれ、いずれは心身に不調が出てきてしまいます。

このまま続けていては、心身ともにボロボロになりそうと思った時は、たとえ1か月でも我慢せず退職してください。

あなた自身を守ることができます。

 

理由②:入社1か月だと、会社へのダメージも少ないから

飲食店.comのデータ』によると、飲食店の正社員の6割が勤続3年以下で辞めています。

人手不足で入社した社員が辞めること自体は会社へのダメージは大きいですが、飲食店では短期間で辞めることが日常茶飯事になっています。

入社1ヶ月目であれば、仕事を任されている業務は少ないので、引き継ぎもほとんど発生しないはずです。

 

理由③:飲食業に転職する場合、希望を受け入れてくれる可能性が高いから

次の職場も飲食業と考えている場合、人手不足なので、あなたの条件や希望を聞き入れてくれる可能性が高いです。

実際に、私も飲食業で転職した時、勤務時間や休みのことを交渉して、聞き入れてくれた経験があります。

今の会社の条件に納得がいかない場合、転職することでより条件がいい環境で働けることもあります。

ですので、1か月で辞めるリスクはあまりないでしょう。

 

 

もちろん1か月で辞めるリスクもあります

1か月で辞めることを心配しなくてもいいとお伝えしましたが、リスクもあります。

そのリスクは、短期退職を繰り返していると「転職活動で不利になる」可能性があるということです。

採用担当者に「もし入社しても、うちの会社もすぐ辞めるのでは」と思われる可能性が高いからです。

 

リクナビNEXT」が企業の採用担当者に行ったアンケートによると、「転職回数が3回以上あると気になる」と回答している方が多いです。

ご自身が1~2回の転職であれば不利になる可能性は低いですが、3回以上の転職には注意が必要です。

注意

勤務期間が短いからといって、履歴書に経歴を書かないのは、転職先でバレて最悪「経歴詐称」になる可能性があるので辞めましょう。

今、社会保険に加入している場合は、記録として残ってしまうので、転職の手続きで分かるようになっています。

 

 

今の飲食店を辞めるべき職場状況

自分の気持ちを整理した上で、続けるか続けないか決めた方がいいということをお伝えしました。

しかし、自分の気持ちや努力だけでは、解決できない問題もあります。

というのも、一般企業からするとあり得ないことが、飲食業界では常識になっていることがたくさんあるからです。

一番大きな理由としては、営業時間にあります。

飲食店は他のサービス業と違って、朝早くから夜遅くまで稼働しているので、長時間の労働時間や閉鎖的な環境になってしまい、変な常識が一般化されてしまっています。

 

問題①:毎日サービス残業、朝から晩までの勤務が続いて休みも呼び出される

毎日のように、朝から閉店後までの勤務が続いているのに、それが普通と思っているのが飲食店です。

超ホワイトな飲食店であれば、例え社員であれ、交代制のシフトで基本8時間勤務というところもあるかもしれませんが、そんな会社は一握り。

調理場:仕入れ → ランチ仕込み → 営業 → ディナー仕込み → 営業 →片付け・注文

ホール:掃除 → 準備・ランチ営業 → 片付け・ランチ作業 → 準備・ディナー営業 →片付け・締め作業

勤務時間が、12時間とか14時間というのは普通で、週末や繁忙期になれば休憩時間も1時間取れないということも珍しくありません。

また、休みの日に勉強会やミーティングと言って呼び出しがあるのも、飲食店の特徴のひとつです。

休みもろくに休めず、体を休める暇もなくなってしまいます。

 

 

問題②:料理長や先輩の暴力や暴言が絶えない職場

飲食店では、いまだに暴力や暴言があるケースがあります。

たとえば、高温の油の近くでふざけているといった命に関わるようなことをしている場合は、業務として大声で注意されても仕方がないかもしれません。

しかし、飲食店では修業という都合のいい言葉があります。

ものを投げつけられたり、感情的になって大声でどなりつけたりと、パワハラのような言動があっても、『修業や教育』という言葉で片付けられる傾向が多いです。

大きな企業であれば、社内にパワハラを相談する部署や窓口がありますが。

しかし、飲食店は一般の企業と違って相談窓口がないので我慢する人が多く、メンタルがやられてしまう人が多いのが現況です。

 

問題③:全てが精神論で、会社全体が体育会系の会社

  • 朝礼やミーティングが長い
  • 「夢は必ずかなう」「会社は家族」「感謝を忘れない」など精神論を押し付けられる
  • 体調が悪いのは「気合が足りない」と言われる

飲食店は令和の時代になっても、ひと昔前のような精神論を押し付けるような会社が多く存在します。

飲食店では、1日のほとんどの時間を店の中で過ごすので、考え方が閉鎖的になりがちになってしまいます。

死ぬ気で頑張れば、目標が達成できるなどと言って、長時間労働を「自分の意思で行う」ように仕向ける傾向があります。

精神的にボロボロになる前に、辞めた方がいいです。

 

問題④:労働時間に対して給料が低すぎる

出典:doda

労働時間が長いのに、低すぎる給料しかもらえないのが飲食店社員の実態。

DODAの2021年の業種分類別の平均年収によると、外食産業は、男女ともに最下位。

その理由として、他の業界と比べて利益率が低いというのがあります。

そのため、人件費をおさえようと、長時間勤務になってもそれに見合ったお給料が出ることが少なく、ボーナスがないケースが多いのが現状です。

最悪な場合は給料が安いだけでなく、健康保険・厚生年金および労災保険・雇用保険に加入させてもらえないこともあります。

 

 

普通じゃないことが常識になっているのが飲食業界です

  1. 毎日サービス残業、朝から晩までの勤務が続いて休みも呼び出される
  2. 料理長や先輩の暴力や暴言が絶えない職場
  3. 全てが精神論で、会社全体が体育会系の会社
  4. 労働時間に対して給料が低すぎる

飲食業界では、世間一般からすると問題になることも、当たり前の常識になっている場合が多いです。

入社前に聞いていた話と実際違うというのも、飲食業ではよくある話です。

私も飲食店で働いていた時は、朝9時から最終電車まで働いていたので、他の世界に触れることがなくこれが普通だと思っていました。

しかし、飲食業を辞めて他の業界に入って、これが普通ではないということに初めて気づきました。

もちろん、飲食業の仕事に誇りをもってプロとして活躍されている人もいますが、あなたが今、20代で辞めたいと思っているのではあれば、やり直しはきくので、我慢せずに辞めて、別の道に進んでほしいです。

 

 

辞めると心の中で決めたらまず前に進みましょう

1か月で退職した場合は、退職後に失業手当をもらうことができません。

生活のことを考えても、在職中から将来に向かって物事を進めていくことが必要となります。

  1. 転職活動を始める
  2. 自分自身と向きあう時間を作る

今度は、自分に合った仕事や会社を選びたいものです。そのためにも、辞めると決めたら先に進みましょう。

 

1.転職活動を始める

先ほども解説しましたが、1か月で辞めると失業手当がもらえません。

ご自身のこれからのことが整理できて、転職することを決めたら転職活動を始めましょう。

勤めながら転職活動をする場合、方法としては5つあります。

転職活動 おすすめ度 特徴
転職サイトや求人雑誌を利用する  大量の求人情報から自分に合った仕事が見つけるのに時間がかかる
ハローワークを利用する 勤務時間にハローワークに行けないことが多い
企業のホームページから直接応募する 自分の行きたい会社にピンポイントで挑戦できるけど、入社試験に受かるか微妙
転職フェアやイベントに参加する 面接を受ける前に会社の雰囲気を知ることができるけど、開催時間に勤務が重なることが多い
転職エージェントを利用する 第二新卒枠でも就職活動ができる

自分の力で見つける方法もあります。

しかし、確実希望の仕事に転職したいという場合は、転職エージェントを利用するのが一番の近道です。

というのも、経歴が浅い方や第二新卒を対象とした転職エージェントがあるんです。

そういった専門の転職サイトに登録すれば、手厚く転職サポートを受けることができます。

  • 転職相談にのってくれる
  • あなたに合った仕事を紹介してくれる
  • 履歴書の添削や面接対策を指導してくれる
  • 面接日程を調整してくれる
  • 給与交渉などをしてくれる
ちなみに、転職エージェントを使わず転職活動をする場合は、これらのことを1人で全部やらないといけません
おすみ

以下の転職エージェントは、第二新卒転職に強いので、登録しておくのをおすすめします。

転職エージェント 特徴
ハタラクティブ  応募者の経歴を問わない未経験求人が豊富でサポートが手厚い
マイナビ 20~30代の転職求人数が多い、若手のサポートが手厚い
doda 未経験でも他業種にチャレンジしやすい、転職サポート体制共に業界トップクラス

転職をスムーズに進めるたり、転職エージェントとの相性もあるので、転職エージェントは、1つだけでなく複数の転職エージェントに登録する方がほとんどです。

転職エージェントを利用するのは無料ですので、複数登録してもお金がかかることはありませんので安心してください。

学歴や自分に自信がない人は、「ハタラクティブ」と「マイナビ

転職をしっかりサポートしてほしいという方は、「ハタラクティブ」と「doda

に登録しておけば安心です。

 

 

2.自分自身と向き合う時間を作る

  • 今の会社に入社した理由は?
  • 辞めたい理由は?
  • そもそも本当に自分がやりたい仕事って?
  • 自分に合っている仕事って何だろう?
  • 10年後、20年後どうなっていたいか?

転職活動をしながら、一度ご自身と向き合う時間を作ってみましょう。なかなか1人では向き合えないという方は、「キャリアコーチング」を一度利用してみるのもおすすめです。

キャリアコーチングを受けることで、ご自身の強みを見つけることができ、ご自身のやりたいこと、なりたい姿を見つけられるようになります。

初回の無料面談でコーチの人と話すことで、いろんなことが整理されるので、それから有料コースを使うか否かを考えればいいでしょう。ただ個人的には、キャリアのことや仕事のことで長い時間1人で悩み続けるのであれば、まずは無料面談をつかった方がいいです。

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入社して1ヶ月で辞めたいと思ったら、一度考えて動くことで退職も転職も成功する

この記事では、入社1ヶ月で会社を辞めたくなったときにどうすべきか、退職から転職がうまくいく方法についてお伝えしました。

飲食業で1か月で辞めようと思うことは、決しておかしいことではありません。

ですので、ご自身を責めることはしないでください。

しかし、1か月で退職する短期退職にはリスクがあることを知った上で、一度キャリアコーチングを利用して、しっかりと自分と向き合ってみましょう。

そして、自分のやりたいことが整理できたら、次の仕事を探すことも始めましょう。

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