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人手不足すぎて辞めたい、正社員でもスムーズに辞められる4つのコツ

この記事では、人手不足だけど仕事を辞めたい、正社員の場合、どうやって辞めたらいいのか分からない方のために、確実に退職できる方法をお伝えします。

結論から言うと、人手不足であろうが法律に則って退職すれば辞めることができます。

この記事を読めば、万が一引き留めにあっても確実辞めることが出来ますので、よかったら参考にしてください。

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人手不足の会社をスムーズに辞める4つのコツ

人手不足の状況の中、退職を言い出すことに対し、言いずらいと足踏みをしてしまいがちですが、法律上では人手不足であろうと退職することが認められています。

民法627条1項

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する。

引用:Wiki books

労働者、正社員であっても「退職を申請して2週間経過すれば退職できる」、会社側は「退職を止める権利は一切存在しない」ということが書かれています。

しかし、会社としても人手不足ということもあり、退職を伝えた時に、何とかして退職を引き止めようとしてくることがありますので、退職の準備はしっかり行って臨みましょう。

 

1.退職を伝える時には中途半端な言い方は辞める

上司に退職を伝える時は、落ち着いた時間を選んで、出来たら一目につかない場所で伝えましょう。

その際、ストレートに『〇月いっぱいで退職させてほしい』と伝えましょう。

「こちらの会社にはすごくお世話になったのですが・・・」や「この状況の中心苦しいのですが・・・」など言いがちですが、辞めましょう。

退職理由は、嘘でもいいので人手不足でも、「その理由では仕方がない」と受け入れてくれる理由を言うのがおすすめです。

具体例

  • 体調を崩してしまいましてこれ以上働くことができなくなりました
  • 新たにやりたいことが見つかった
  • これまでに培った経験を活かし、新たな環境で可能性を広げたい

ただし体調不良に関しては、もしかしたら診断書を求められる可能性があるので注意が必要です。

また、親の介護、引っ越しなどばれる可能性があるものを避けるのが無難です。

 

2.退職日を交渉する

退職の意思を伝え、上司が「わかった」と納得したら次に退職日を伝えましょう。

〇月いっぱいで退職させてほしい』ということを、明確に伝えることが大事です。

退職の申し出を伝える時期は、民法上は「2週間前」となっていますが、会社が新しい人材を募集することも考えて1~2ヶ月前までには、退職することを伝えましょう。

もし退職希望日を伝えていなかったら、「忙しいからまた改めて話そう」「この繁忙期が終わるまでは手伝ってほしい」などと濁され、退職できずズルズルと働き続けることにもなりかねません。

 

3.退職届を提出する

退職したいことを伝えたら「退職届」を提出します。

本来ならば退職届は、退職日が決まってから「退職願」を書いて、受理されたら「退職届」と進めていきますが、引き留めらないためにも、退職の申し出をした時に「退職届」を出しましょう。

退職理由については、「一身上の都合」で問題ありません。

出来れば、退職届は手書きで書きましょう。

退職届 フォーマット

退職届

私事、

一身上の都合により、来る令和○○年○月○日をもって退職させていたただきますことを、ご報告申し上げます。

令和○○年○月○日

令和太郎 印

代表取締役○○殿

退職届を書いたら、白色の封筒に入れて封をします。

封筒の表面には退職届と書き、封筒の裏面にはあなたの名前を書いたら完成です。

 

4.退職の準備をしながら最終出勤日まで働く

退職願を提出したら、あとは最後の出勤日まで精いっぱい働くだけです。

また退職にあたっては、後任が決まっている場合は引継ぎや、私物の整理なども行っていきます。

退職日までの勤務は、人手不足の中なのに退職するということで、周りからの風当りが強くなって辛い思いをするかもしれません。

また、周囲から『本当の理由を教えて』と聞かれるもしれません。

いくら聞かれても決して本当の理由は答えてはいけません。

万が一本当のことを言ったら、上司の耳に入ってしまう可能性もあったり、あなたに対しての風当りが強くなりますので、くれぐれも気を付けてください。

 

 

我慢して働き続けた場合のリスク

もし退職を言い出せず、人手不足の環境で仕事をし続けた場合、あなたの体調や環境にとってよくないことが起こってきます。

長時間労働が続く可能性が高い

人手不足が続くと、通常の業務に加えて他の業務をする必要が出てきます。

そうなってしまうと定時までに仕事を終えることができず、残業をして仕事をせざるを得ない状況になります。

日常生活では、帰宅時間も遅くなり、睡眠不足や食欲不振などにみまわれ、最悪過労死ラインに達する可能性もあります。

過労死ラインの目安となる時間は、80時間(月に20日出勤とすると、1日4時間以上の残業・12時間労働)と言われています。
引用:人事のミカタ

長時間勤務は、命に関わるといっても過言ではありません

 

休みが取りずらくなる

人手不足になると、休日出勤をしないと業務が追い付かないとこともあります。

また有給休暇はもちろん、体調が悪くても休みも取りずらくなる可能性が高くなります。

休みが取れないと過労で心身の不調が出たり、プライベートの時間も削られてしまいます。

 

社内の人間関係が悪くなる

人手不足の職場で働いていると、それぞれの余裕がなくなってしまう状況になっているので、ピリピリした雰囲気になってしまいます。

ちょっとしたミスでも許すことができず、イライラして態度に出てしまう人も出てきます。

そうなってしまうと、スタッフ同士で衝突も起こりやすくなり、精神的にもボロボロになってしまう可能性が高いです。

 

退職者が増えさらに辞めずらくなる

人手不足の職場は、優秀な人ほど、自分にリスクのある状態を避けるために、すぐに辞めて次のの職場を探していきます。

また、人手不足で体調不良や、精神面でもボロボロになり辞めていく人もでてきます。

あなたが、責任感が強く、また周りに気を遣いすぎて辞めない状態が続くと、今よりももっと人手不足の状態になるので、どんどん辞めずらくなってしまいます。

 

人手不足はあなたのせいではない、自分のことだけ考えよう

人手不足になっている原因は、あなたの責任ではありません。

しかし、そうは言っても「私が辞めたらこの業務は誰がやってくれるんだろう」「周りの人の負担になって迷惑を掛けるかもしれない」と考えてしまいがちです。

もしかしたら、あなた自身も、先に辞めた人の分の業務があなたに回ってきてしまい、大変な思いをした経験があるからこそ、申し訳ないという気持ちになってしまうかもしれません。

しかし、会社のことや周りの人のことを優先して我慢して働き続けると、いつまでも辞められない状況になってしまいます。

あなたが辞めた後のことは、会社が考えるので、あなた自身の気持ちを最優先してください。

 

退職拒否をされた場合の対処方法

法律的に人手不足で辞めるのは問題がないとお伝えしましたが、人手不足なので、実際に退職の意思を伝えても、なかなか退職させてくれない、退職拒否されるケースも少なくありません。

しかし、仕事を辞めたいのに、会社が退職を認めてくれないという場合、在職強要」と言って法律違反になってしまいます。

労働基準法 第5条
使用者は、暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によって、労働者の意思に反して労働を強制してはならない。
出典:Wikibooks

労働基準法第5条に違反した場合は、使用者である会社は1年以上10年以下の懲役または20万円以上300万円以下の罰金に処されることもあるんです。

私が働いていた飲食店の同僚は2年以上前から言っているのに、今だ退職させてくれていません
おすみ

ここでは、退職拒否された場合の対処方法についてケースごとにお伝えしますので、確認してみてください。

ケース⓵:後任が見つかるまで退職を認めないと言われたら?

退職させてくださいと言っても、「後任が見つかるまで、引継ぎが終わるまで退職は許さない」と言われるケースがあります。

後任が見つかるかどうかは会社の問題であり、あなたの責任ではありません。

退職の意思表示は、次のようにするとよいでしょう。

・直属の上司や人事にメールを送る
・退職届を内容証明郵便で会社に送る

上記の方法は、客観的な証拠にもなりますので、形に残すようにしましょう。

もし会社から「退職することなんて聞いていない」等と主張されたとしても、退職の意思表示をしたなによりの証拠になるのです。

 

ケース②:損害賠償を請求すると言われたら?

退職を理由に『損害賠償を請求する』と言われた場合、雇用契約書等で違約金の請求に関する規定がない場合は、損害賠償の請求は認められません。

労働基準法第16条では以下のように定められています。

労働基準法16条(賠償予定の禁止)
使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない。
引用:e-GOV

そのため、退職する権利が法律で認めらえれているのに、退職するからとという理由で、違約金や損害賠償を請求することは法律違反となりますので、損害賠償を求められることはないでしょう。

 

ケース③:退職届を受け取ってもらえない場合は?

退職したいと言っても、「また後日ゆっくり話そう」などと言って退職させないために、退職届の受け取りをしてくれない場合があります。

法律では「退職の意思を伝えた後、2週間を経過すれば退職出来る」となっているのですが、退職の意思を伝える手段については定められていません。

会社に退職届を受け取ってもらえなくても、口頭で退職の意思を伝えていれば退職することは可能となっています。

しかし、「言った言わない」などとトラブルになる場合もありますので、内容証明郵便で退職届を会社に送る、メールで退職の意思を伝えておくようにしましょう。

 

ケース④:希望する退職日に退職させてくれない場合は?

人手不足の場合、希望する退職日を言っても、受け入れてくれず、希望する日よりもほど遠い日を指定してくるケースもあります。

その場合でも、会社の希望日に退職する義務はありません。

法律でも「退職の意思を伝えれば2週間で辞められる」とありますので、続けることは難しいと伝え、早めに退職出来るよう交渉をしていきましょう。

 

 

ケース⑤:待遇の不満を言ったら改善するからと引き留められた場合は?

給料が安い、勤務時間が時間が長いという不満を伝えた場合、「考えるので続けてほしい」と言われる場合があります。

しかし、考えると言っても、実はその場しのぎで、いつまでたっても改善されないケースもあります。

もし「考える」と言われた場合は、具体的な改善策を出してくるのか、本当に改善するのか見極めることが大事です。

改善が見られないなと思ったら、そのまま退職手続きを進めましょう。

 

ケース⑥:給与を支払わないと脅された場合は?

「今、辞められると会社が迷惑するから、残りの給与は支払わない」と言って、辞めることを断念させるケースがあります。

働いた分の賃金を支払うのは会社の義務ですので、その言葉は無視して、退職後にしっかりと未払い分の賃金を会社に請求しましょう。

  • シフト表(勤怠のデータ)
  • 業務日報のコピー
  • 給与明細書
  • 雇用契約書などの資料

などを手元に集め、退職後に請求する準備をしておきましょう。

 

 

退職拒否をされたからといってバックレだけはやめましょう

退職拒否をされると辛い気持ちは分かりますが、バックレていなくなることだけは避けましょう。

というのも、退職時に損害賠償はないとお伝えしましたが、法に則って退職手続きをした場合であって、バックレて辞めた場合は例外です。

あなたが急に退職して仕事を放棄したことにより、会社の売上に影響が出てしまった場合は、損害賠償に発展してしまう可能性があります。

また、バックレることで、あなたの身に何かが起こったと思い、自宅に来たり、警察に捜索願を出したり、家族に連絡したりということにも発展してしまいます。

あなたを守るため、また周囲にも迷惑をかけないためにも、法律に則って退職手続きを進めるようにしましょう。

 

退職する時のトラブルは耐えられないという方は

辞めるコツや、引き留められる場合の対処方法についてお伝えしましたが、会社は何が何でも、あなたを引き留めようとしてきます。

また、辞めることを伝えた瞬間から、周りからの風当りが強くなったり、無責任と陰口を言われるかもしれません。

もうそういうストレスも受けたくないという場合は、労働組合サービス『ガーディアン』に相談することで、円満退職することができます。

  • 人手不足でも引き留められず、確実に辞めることができる
  • 労働組合が、法律に則って退職手続きをしてくれるので、トラブルがない
  • 周りからの冷たい目線や風当りを受けなくていい
  • 自分で退職を伝える必要がないので、精神的なストレスがない
  • 退職について相談ができる

「ガーディアン」は、電話やLINEで相談することができて、退職すると決心すれば、手続きも法律に則って全てあなたの代わりに行ってくれます。

『人手不足って分かっているけど、このまま働いていたら心も体も壊れる』、『辞めたくても辞めさせてくれない』と感じている場合は、一人で悩まず労働組合が運営する「ガーティアン」にまず相談してみましょう。

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人手不足でも正社員でも辞めたい時は辞めよう

退職することは、法律で認められていると言っても、辞めた時になんて言われる、辞めさせてくれるだろうかと不安ばかりになります。

しかし、自分の気持ちを我慢して、ずるずる勤務していると、心身的にもボロボロになるだけでなく、いつまでも退職できないままになってしまいます。

ストレスがない方法で確実に退職したいという方は、労働組合が運営する「ガーディアン」に相談して、トラブルなく辞めてください。

今まで退職する勇気が出なかったけど、ガーディアンに相談することで、心と体を壊さず辞めることができます。

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