この記事では、パートを辞めたいけどお金がないから辞められないという人に向けて、安心して辞めることができる方法についてお伝えします。
お金ももちろん大事ですが、次が決まらないからといって、無理して今の職場で働く続けると、あなた自身も家庭も壊れていく可能性が高くなります。
この記事を読めば、もう悩む必要も次の道に進む一歩を踏み出せますよ。
[toc]
パートを辞めたいけどお金のことが心配な場合でも、2つの方法を使えば辞めることができる
次の職場が見つけて、辞めた方が安全ですが、一般財団法人 アジア太平洋研究所の調査によると、パートを希望する約34.5%の方が、条件に合う雇用が見つからないというデータがありました。
約3人に1人の方が自分が希望する条件とぴったりなパート先を見つけられないという状況なんです。
しかし、今の仕事を辞めたいのに、このまま仕事を続けていたら、あなた自身がさらに心身ともに疲れる可能性がありますし、仕事と家庭バランスが取れなくなってしまう可能性も高いです。
そうならないためにも、すぐにアクションを起こしましょう。
1.求職者支援制度を利用しながら、次の就職先を探す
退職してしまうと、これから先入ってくるお給料が入ってこないので当然生活費も苦しくなってしまいます。
だからなかなか辞められないのですが、国では色々な給付金制度があります。
その中のひとつでハローワークには、「求職者支援制度」というものがあって、月10万円の給付金や交通費をもらいながら、無料の職業訓練が受けられ、就職サポートまでしてくれる制度があります。
「求職者支援制度」の対象となるのは、ハローワークに登録して仕事を探している人のうち、失業手当をもらう資格がなかったり手当がもらえる期間が終わってしまった人、そして働く意思がある人です。
PCスキルやビジネスマナーなど、企業で働くための基本を学べる「基礎コース」や、ITや介護、簿記といった専門的なスキルを身につけられる「実践コース」など幅広く分野から訓練を受けることができます。
すぐに次のパート先を見つけるというよりは、しっかりとスキルを身につけて、より専門性がある職種で働くスキルを身につけられるのが魅力です。
給付金の支給要件
- 本人収入が月8万円以下[シフト制で働く方などは月12万円以下]
- 世帯全体の収入が月25万円以下(*)
- 世帯全体の金融資産が300万円以下
- 現在住んでいるところ以外に土地・建物を所有していない
- 訓練の8割以上に出席する(*)
(病気や仕事など以外の理由で訓練を欠席した場合、給付金を日割りで支給します) - 世帯の中で同時にこの給付金を受給して訓練を受けている者がいない
- 過去3年以内に、偽りその他不正の行為により、特定の給付金の支給を受けていない
出典:東京都はたらくネット
求職者支援制度で受ける訓練期間はコースによって異なってきますが、2~6ヶ月ほど。授業のスケジュールは、たとえば平日9時~16時まで、
50分×6コマ(1コマごとに10分休憩、お昼休みあり)というように組まれることが多いようです。
夜間のコースもあります。
ただ、コースによっては通学時間がかかってします、拘束時間が長いのと
訓練期間が2か月から6か月と長期間に渡ってしまうので
子育て中の方や、限られた時間しか自由な時間がないという方には、なかなか難しい制度となっています。
>>ハローワーク求職者支援制度について詳しくはこちら
2.求人の幅を広げてみる
- フリーペーパー
- 店頭でのポスターで探す
- ハローワークで探す
- 人材紹介会社に登録
ジョブズリサーチセンターの調査では、パートの44.5%の方が、携帯・スマホの求人情報サイトが探しています。
携帯・スマホの求人情報サイトだけだと、いい条件はすぐに求人が終わってしまうことが多いので、ハローワークに行ったり、店頭ポスターなどもアンテナを張って求人を探してみましょう。
ただ、この探し方のデメリットとしては、膨大な求人の中から、自分に合った職場なのか見極める労力や時間もかかってしまうこともあります。
なかなか求人が見つからないという方は、まずはコールシェアに登録しておくのもおすすめです。
コールシェアとは、自宅で好きな時間にスマホ1台でできるコールセンター業務で、企業などのコールセンター業務を自宅で行う仕事なんです。
通勤する必要がなく、時給換算も平均1,400円を超えるということから、自分らしく働けるコールシェアに人気が出ています。
- 自宅でできるので通勤する必要がない
- 仕事稼働直前まで、家のことができる
- スキルがなくてもすぐに始められる
- 職場の人間関係に悩む必要がなくなる
- シフト変更も対応してくれる
家庭と育児のバランスを取りながら仕事をしたいという方や、パートも探しながら見つかるまでの間仕事をしたいという方は、コールシェアに登録しておきましょう。
お金のことでパートを辞められない人も、制度や働き方を見直せば安心して退職することができます
- 求職者支援制度を利用しながら、次の就職先を探す
- 求人の幅を広げてみる
パートを辞めたいけど、次が決まっていない場合でも解決できる方法はあります。
辞めたくても辞められずずるずる勤めてしまうと、あなた自身が壊れてしまうだけでなく、家庭も崩れていく可能性も高くなります。
とりあえず、コールシェアに登録しておけば、次の職場が決まるまでコールセンター業務をしてもいいですし、コールセンター業務を極めて在宅で稼ぐのもいいですよ。
無理して今の仕事続ける必要はないので、まずは自宅でできる仕事をやってみて、いつでもお母さんがおうちにいてくれるという環境を作ってみましょう。